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         【田舎暮らし自分流】

 芸術家や「趣味の世界に生きる」と言う特殊な技術・能力や嗜好を持っていない方々が「田舎暮らし」を口にする場合、「田舎暮らし」=「田畑を耕し晴耕雨読」と言うステレオタイプの考え方が一般的なような気がします。「焼き物をしたい」・「絵を描きたい」・「音楽を極めたい」・「文章を書く」等、芸術志向で田舎へ移住するケースは少なくありませんが、ただ「田舎で暮らしたい」と言う希望で移住する場合はやはり農業・漁業・林業などの第一次産業に従事して、「のんびりゆったり余生をおくる」と言うスタンスになってしまいがちです。
 しかし、田舎暮らしのパターンをそれだけにしぼってしまうのはどうでしょうか?。特に、豊かな経験と豊富な知識を持ち合わせ、体力・知力ともまだまだ実践級の「団塊の世代」の方々には、「田舎暮らし」=「引退」では何か物足りないような気もします。
 その持てる能力を、田舎の「村起こし」や「過疎化対策」に役立ると言う生き方はどうでしょう?。長年培ってきた技術や経験は、決して錆付いてはいない筈。セカンドステージをもう一度華やかに彩って欲しいものです。

◆ウェブで過疎化・少子化に歯止めを

 今やインターネットを語らずして社会を語れないほどにインターネットは普及しています。今、このHPをご覧になっておられる方も当然インターネットで情報を収集し、「田舎暮らしに思いを馳せている」と言うことになりますが、2005年の夏に当地へご家族と共に移住されて来られた戸軽さんは、1948年生まれの団塊の世代ながらまだ現役。移住される前はソフトウエア関連のお仕事をなさっていたということで、当地へ移住されてすぐに「パソコン教えます」のチラシを作成されました。そして、お年寄りの生徒さんにパソコンの操作を教える仕事をスタートされたのです。その上、地域の農家に働きかけて、りんごのWEBショップやホームページの立ち上げなど、今では地域情報の発信源となっています。
 これは知識や技術で地元に貢献できた典型的な例と言えるでしょう。勿論、「田舎暮らし情報」のホームページも運営され、全国各地の「田舎暮らし」希望者の貴重な情報源ともなっているようです。
 戸軽さんは実はほとんど農業はされていませんし、まだまだ現役で「晴耕雨読」とは程遠い生活ぶりなのですが、それでも地域の行事にはほとんど参加され、地元の方々とも気楽にお付き合いをされています。
 田舎に住んでも、こんな生活スタイルも成り立ってしまうのです。
    
    戸軽さんのホームページはこちらから

◆趣味を生活の糧に
 戸軽さんのホームページがきっかけで2006年に移住された野田さんは「流木アート」の達人。自然が長い時間をかけて磨き上げた流木を、それは見事なインテリアに仕立て上げてしまいます。しかし、ここまでは趣味の世界。野田さんはそれを楽天市場で販売したり、各地のクラフト展に出品したりして、ご自分の技術を生活の糧にされています。「50歳を過ぎたら自分のしたい事をする」と言う意思を当地で実現されたのです。
 ランドクルーザーを駆って、主に関西地方・中部地方のクラフト展に出品し、今では多くのファンができて、お客様の中にはわざわざ当地まで足を運んでいただける方もいらっしゃるとか。
 古い住宅をご自分の手で改装し、囲炉裏まで作って、おしゃれな田舎家風アトリエを作り上げてしまいました。
 奥様もセンスは抜群で、古着や古い布地を利用してファッション小物を製作されています。
 趣味と実益がうまくマッチングしたとてもうらやましい田舎暮らしです。


◆子供達を鍛える合気道五段
 「私は兜町で生き馬の目を抜く世界に生きてきました」とおっしゃる坂元さん。1933年生まれは団塊の世代より一回りも年上ですが、その年齢に似合わずしゃきっとした出で立ちと頑強そうな体躯はやはり合気道で鍛えたものでしょう。当地へご夫婦で移住されて15年。夢郷庵と言う名前で花の栽培をされながら、飯田市内で合気道教室を開いておられます。
 生徒さんは主に子供達。何かと問題の多い昨今、武道を教えることで「強い精神の子供」作りに貢献されています。

◆田舎の暮らし方は人それぞれ

 このように、田舎の暮らし方は人それぞれ、リタイヤはまだ早いとお思いの団塊の世代の皆さんも、少し考え方や見方を変えると、案外田舎で活躍の場が見つかるかもしれません。
 いかがですか?、もう一度田舎でご活躍の場を見つけては・・・。











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